サイディング外壁の塗替えポイント 多かったご質問Q&A?
目次
サイディング外壁の塗替えポイント いい時期はいつ?
「サイディング外壁塗装 常識を超えるおすすめコーキング。
塗替えの時期を10年伸ばすことができる。塗替えにいい季節やタイミングをどう見極める?」
新築の戸建て住宅の80%がサイディング。メンテナンスで塗替えが必要になりますが、季節的にいい時期がある?もっと上手にお得にメンテしてゆく方法はない?
施工をしてきたから、お伝えしたいことをご紹介します。
こんなご質問にお答えします。
〇「サイディングは目地等、コーキングがわれているけど大丈夫?」
〇「サイディング外壁の塗り替えタイミングは何年後?」
〇「塗替えにいい季節はいつ?」
〇「高耐久コーキングはお得なんですか?」
〇「屋根の塗替えは外壁の塗替えと一緒にするとお得?」
〇「太陽光パネルの設置をご検討しても大丈夫?」
戸建て住宅補助金など、お家をたてる為の知っトク情報を無料でお送りします。
サイディング外壁の劣化サイン
コーキングの劣化
外壁の壁の約80%はサイディング外壁です。チェックポイントはコーキングです。
外壁が汚れてきているのは仕方がないことですが、サイディングのコーキング劣化をほっておくと、サイディングそのものは、吸水性があり雨水を吸って劣化する原因になります。
また、サイディングの継ぎ目はコーキング処理をしており、劣化の確認も比較的容易に確認ができます。コーキングの寿命は7年〜10年と言われています。
窓やサイディングの継ぎ目のコーキングの劣化は、「増し打ち」や「打ち替え」をすることで、雨水の進入を防ぐことができ、その他も点検することでメンテナンス計画を建てることができます。
チョーキング
サイディング本体の表面にでてきるサインです。紫外線が原因で塗膜が劣化してくると、まず色があせてきます。状況によっては、下地の色がわかるような現象になります。その後、手で触ると、汚れではなく白い粉が手に付着することがあります。この現象を「チョーキング」といいます。塗膜自体の性能が劣化し弱くなってきています。このまま放置をしておくと、雨水が外壁に浸透しクラックや割れが発生したり、カビの発生も多くなってきます。
塗膜の浮きや膨れが発生している。
外壁の塗膜がなんとなく膨れている感じになっていると、実際はサイディングの本体と塗膜との間に隙間が生じていて、浮いている状態になっていることが多いです。
かろうじて塗膜の性能をもっているか? 雨が降るとそこがプールの様に雨水のダムの様になっていれば、お家への浸水や、壁が割れてきたりする原因になります。
クラック(ひび割れ)が発生している。
クラックが発生してしまったら、出来るだけ早い点検とメンテナンスをおすすめしています。
クラックの幅やクラックが発生した原因を検証する必要があります。(どこにどれくらいの幅のクラックが発生しているかが大事です。)塗膜やコーキングの経年劣化でのクラックなのか、構造クラックといい幅が0.3㎜以上の大きなクラックなのかで検証・検討すべき対応方法も変わってきます。いずれにしても、クラックを治しておかないと被害が大きくなってきます。
サイディング外壁の塗り替えタイミング
外壁の種類や仕様によりタイミングは異なりますが、目安をご紹介します。
サイディング外壁は、10年に一度の塗替えを目安にしておくといいと思います。
今のサイディングは耐久性がどんどん伸びてきていますが、すこし前のサイディングの防水性能は向上で塗装された塗膜の性能により10年位が目安になります。
なにより、コーキング部分の劣化は目視できるレベルになってきますので、コーキングの打ち直しは必要になってきます。
塗替えにいい季節はいつ?
塗装工事の工程が数工程ございます。下地の傷み具合で急ぐことも多いですが、塗替えを計画的に考えておくことで、施工不良リスクを軽減し安心して工事を完了することができます。
近年の塗料自体が高性能で既定の施工マニュアルにしたがって施工をすれば施工不良リスクは低く、問題はございませんが、日本には四季がありますので、施工に適した季節をご紹介します。
外壁や屋根の塗替えが一番忙しいのは、台風がすぎてから、10月11月が忙しいです。年末やお正月を新たな気分で過ごしたいという想いがあるのでしょう。又実際に台風の被害にあって、急遽対応をお願いされることもある時期です。
次に多いのが、3月4月5月です。梅雨や台風に備えれ外壁や屋根の点検をかねて塗替えをすることが多いですね。
「高耐久コーキングの打ち替え」がおすすめ。
あまり知られていないのですが、「高耐久型コーキング」が今の新築では人気なのをご存じですか?
いままで、サイディングのコーキングを10年で打ち替えていますが、実は最新の新築のサイディングでは、高耐久型で15年〜20年効果が持続するタイプがあります。 弊社では「オートンイクシード」をおすすめしています。一般的なコーキングよりも2倍ほどもちます。
コーキング材の劣化の要素は紫外線。
一般品のコーキング材とは費用も少し高いですが、
屋根等、メンテナンスコストを長期で比較すると
お得です。
屋根の塗替えは外壁の塗替えと一緒にするとお得。
外壁の塗替え塗装には、お家の外周に足場を設置して施工をします。近隣への飛散防止や塗替え作業をする為に必要になります。外壁と屋根の耐用年数でいうと、屋根の方が耐久性がすこし高いものを使いますので、外壁を施工する際に、まだ屋根はもう少し後でもいいかもと思うことが多いんですが、5年後に屋根を塗り替える時にも、足場は必要になります。同じであれば、一緒にしてしまった方がお得です。
外壁や屋根はまだ傷んでいなくても、外壁のコーキングが割れて対処が必要なケースも多くあります。
今回の塗替えのタイミングで高性能タイプの「オートンイクシード」を施工しておくと、次の塗替えは外壁の汚れや塗膜の傷みよりも屋根の塗替えを基準に考えることができますので、メンテンスの周期を長くすることができます。
もちろん、定期的に点検のメンテナンスは必要です。雨どいが落ち葉等で詰まっていないか?台風や突風による自然災害で、板金や屋根に傷みは発生していないか?等、劣化状態の把握をしておくほうがおすすめです。
太陽光パネルの設置をご検討なら、よく構造等を検討してから塗替えです。
最近、よくある質問は太陽光発電を検討してみようと思うが、屋根の塗替えは先の方がいい?というご質問です。
答えは「はい。先に小屋裏や構造をチェックさせてもらっています。それから塗替えやメンテナンスをしてから太陽光を設置しましょう。」です。
弊社も太陽光発電パネルの設置もしておりますので、お気軽にご相談してください。
〇太陽光はしっかり検討が必要な理由
理由は、太陽光発電パネルも重量があり、まずは耐震性能のチェックと屋根構造と耐久性を点検する必要があります。太陽光を設置したことで、日陰になり、小屋裏で結露が発生している例もございます。
構造・断熱・結露防止・透湿と木造建築の根幹性能を検証した後で、問題が無ければ屋根の塗替えをして、太陽光発電パネルの設置という流れになります。
実は新築の場合は、「ゼロ円で太陽光発電が設置できるサービス」も発売されていますが、リフォームに対応した「ゼロ円」サービスはございません。
既存住宅に太陽光発電システムを設置する際には、検討するべき項目も多くあります。
まとめ
色々な屋根や外壁の種類がありますし、住宅立地の環境により大きく傷み具合も変わります。
雨風から住まいを守る為に、外壁や屋根は必ずメンテナンスが必要です。上手にメンテナンスをしてゆくことで、費用を抑えて暮らしてゆくことができますので、プロに検査をしてもらい、お家のメンテナンスをしてください。
特に築年数が経過すると構造躯体への影響をしっかりと診断して、耐震性面での点検も必要です。お家も家族も健康で安全に暮らしてゆくメンテナンス計画を建てて人生設計をしてゆくことをおすすめいたします。
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