『7月にするお家の点検と簡単メンテナンス』
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『6月・7月にするお家の点検と簡単メンテナンス』
梅雨や台風が来る前にしておくべきお家のメンテナンス、近年はゲリラ豪雨や温暖化で気温が上昇しエアコンや除湿にと気を使わなければならないことが一杯になってきています。お洗濯も部屋干しがしやすい様に収納スペースのカビ対策にこの時期に、準備をしておくと快適なライフスタイルになります。
まずは水害に備える
地域のハザードマップを見たことはありますか?昔は、土砂災害や浸水被害は、田舎の山間部というイメージでしたが、都会型の浸水被害も増えてきています。短時間で想定以上の雨が降り、道はアスファルト化されていることで、下水道へ一機に雨水が集中し道路の冠水被害が多くなっています。地域のハザードマップには万一の水害に備えて、避難場所や冠水危険エリアが書いてあるので、事前にお住まいの環境を確認しておくといいでしょう。
国土交通省ハザードマップポータルサイト https://disaportal.gsi.go.jp/
今、注目されているのは、天災により電源の供給が止まるリスクです。非常用袋や、緊急に電源を確保できるサービスがどこで実施されているのか、万一停電になった時には、どう対応するのか、特に小さいお子さんがいらっしゃる家族の場合はしっかりと話し合っておくことも大事ですね。雨漏りや外壁のチェック
一番、いいのは専門業者や工務店さんに、すこしチェックをしてもらうのがいいですね。特に、前回塗替えや新築を建ててから、8〜10年頃を目処に一度チェックをしてもらうことをお勧めします。
見落としがちな樋のつまりやベランダのひび割れを、特にチェックしてもらいましょう。築10年を過ぎてくると、こんなところのひびから奥の方まで漏水していて、気づいたときはベランダを支える木材がほぼ腐ってしまっていた例も多くあります。台風によるお家の廻りのチェック
台風には、雨台風と風台風があります。風台風の場合は、お庭に置いてある物置やガーデニングのフェンスや手摺なんかが、壊れて飛んでくる被害も多く発生しています。雨台風対策としては、なかなか普段はお掃除できない、屋根の樋のつまりをチェックしましょう。葉っぱとかが詰まってオーバーフローすることはよくある話です。
湿気が多くなる カビ対策チェック
雨が多くなるこのシーズンには、カビの発生が悩みの一つです。最近のお家は、換気システムが導入されていて、カバーを外してお掃除やフィルターの交換を知らせてくれる機能があるものが多いです。フィルター機能は機能していても、肝心なきれいな空気を維持しようとした場合には、そこにカビが繁殖していたらお部屋全体にカビをまき散らいしている様な感じになりますので、この時期には、お掃除を済ませておくことが良いです。
カビは、空気中に浮遊しており、外出した際に、お洋服や鞄に付着しお部屋の中に持ち込むことも多いです。そうなると、カビが繁殖する環境をセーブすることが重要になります。一番大事なことは湿度コントロールです。
エアコンや空調機器で除湿をして一定の湿度に保つことや除菌機能を作動させることが大事になります。日常的には、浴室などの湿気が高い場所は、換気をしっかりと行い、水滴をこまめに拭き取るのが効果的ですが、なかなか難しいですよね。
漆喰や珪藻土など調湿効果が高いものを採用するのも手かもしれません。夏に備えて暑さ対策チェック
近年、地球温暖化で集中豪雨が多くなり、外気温も夏日をさす日が増えてきています。特に奈良や京都の盆地では湿度が高く寝苦しい日々が最近増加しています。
この時期に、エアコンのメンテナンスをしておきましょう。
1.フィルターのお掃除
2.エアコンが稼働するか確認
3.室外機の点検と掃除
1.フィルターのお掃除
室内機のカバーをあけると出てくるフィルターです。汚れやすい部分なので、特にこの時期は湿気でカビが発生すると異臭の原因になったり、アレルギー症状の要因になることもあるので定期的に清掃をしておくことをお勧めします。 手順
エアコンの前面のフィルターを開けて、フィルターを取り出し軽くホコリを取り除き、掃除機などで吸引してください。頑固にこびり付いた汚れやチリは歯ブラシを使って中性洗剤で洗い落してください。
フィルターに水分が残っていると再度、カビ発生の要因になりますので、しっかりと新聞紙やタオルなどで吹きとり乾燥をしてから元に戻してください。
2.エアコンが稼働するかの確認
エアコンには色々な機能がついていますので、電源をいれて冷房や除湿機能が機能するか確認も必要です。7月以降になり気温が暑くなると、エアコンの取付業者も忙しくなり、順番が遅くなることもあるので、暑くなる前に確認することをお勧めします。
3.室外機の点検と掃除
室外機の点検は、なかなか忘れがちですが、実はしっかり掃除しておかないと故障の原因になることも多いんです。室外機は屋外に設置されているので、砂ぼこりや枯葉などが飛んできて汚れやすい環境にあります。
水抜き穴とドレンホースにつまりがないか? ドレンホースが詰まってしまうと故障の原因になりますので取り除いてください。室外機の廻りを掃除し、落ち葉等を掃除して、機器に付着してる砂ぼこりはほうきや雑巾でふき取ることをお勧めします。
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まとめ
梅雨になるとついついお外にでることもめんどくさくなってきますので、事前に、チェックをしておきましょう。特に、梅雨や台風の長雨や強い雨は、お家にとっても苦手なシーズンなのです。すこしのメンテナンスでお家をきれいに長持ちさせることができますので、天気のいい日に一日チェックをしてみてください。
汚れがひどくて気になるところや、高くて危ないところは、プロの職人さんに見てもらいましょう。
- 投稿者: KUSUNOKI
- くすのき工務店 クラッチ京都南店, 住いのメンテンナンス
- 梅雨の前のメンテナンス
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