CRATCH SPEC

家族の健康と心地よさを

心地よい空間

REASON 03

 何十年と住み続ける家は、住んでいて心地よい空間であることが求められます。心地よい空間にするためには、間取りや生活動線、それに加えて建材の素材や機能性を最適なものにする必要があります。クラッチでは、お客様それぞれに合わせてご家族全員が心地よく過ごせる家をご提案しています。

●CRATCHの間取りづくり

クラッチで注文住宅を建てていただくすべてのお客様と、専用のシートを使い、普段の生活風景や趣味などの間取りを描くために必要なお話を伺うことから始まります。
たくさんのお話を伺うことで、他にないお客様だけのオリジナルな間取りが完成できると考えています。

〇プランニングのポイント

間取りとは、完成した建築物の内部における部屋の区画の配置、また建築物の設計段階において、その建築物内部の部屋や区画の配置を計画することを示します。後者は平面計画(ゾーニング)とも呼ばれています。
注文住宅の計画において、間取りは最重要ポイントといっても過言ではありません。間取りは一度決めてしまうと20年、30年とその空間で生活していくことになるので、実際の生活をしっかりと想定して考える必要があります。間取りは主に3つの空間に分割されます。

これらの機能は「リビング+ダイニング」「寝室+書斎」など空間を物理的に分割せずに同じ部屋として持たせることも可能です。
分割されたそれぞれの空間には、それぞれの機能同士の相関関係が重要になってきます。水廻りとして使われる「浴室・脱衣室・洗面室・トイレ」などは強い相関関係にあり、相関関係の強い空間同士では近接ないし、連続させることにより生活上の動線も有利に働き、住み心地の向上にもつながります。
機能を適切に配分することが、間取りの重要な考え方と言えます。

●CRATCHの生活動線の考え。

クラッチでは、間取りを作る際にこの生活動線にも注意しながら計画を立てています。ご家庭ごとに、大切にしたい生活動線が大きく違い、しっかりと事前にお話を伺うことで、ネットの情報などで目にする流行に左右されない、ご家庭ごとのオリジナルな動線作りに努めています。

生活動線とは、日常生活を営む上で、人がリビングやキッチン、トイレなどを行き来した際の経路を線で表したものです。
日々の生活をする上で、生活動線が悪い家だと家事をするときに長い距離を何度も行き来したりする必要が出てきてしまい、余計な手間と時間がかかってしまいます。一度のことであれば気にしないことも、住まいの中ではその行動が毎日のことなのでストレスになります。
少しでも動線を良くして、効率良く家事や生活ができるようにすることで、毎日の生活を快適に過ごすことができます。生活動線には、代表すると以下のようなものがあります.

- ポイント -  動線に収納や使い勝手の高さや広さをプランニング致します。

使い勝手は、人それぞれ異なります。すっきり収納をして、家事ラクなプランニングは高さや奥行き、使い勝手がいいように造作で調整するのがポイントです。特に、コンセントの高さは以外と重要。日々の生活の中で、家電製品に助けてもらうことが多い現代では、家事をラクに奥様・旦那さんが使いやすい高さや数を設置しておくことをおすすめ提案致します。

 

 

●CRATCHのプランは自然素材(無垢材)を標準採用。

クラッチでは基本的に、構造材(一部集成材を使用)や仕上げの床材、壁や天井に施工する仕上げ材に無垢材を使用します。特に仕上げ材はお客様の好みに合わせ、様々な樹種はもちろん、産地にもこだわりお客様の希望に合わせたご提案をしています。
 基本は耐久性・メンテナンス性の高い漆喰を中心に使用した塗り壁をご提案しています。ただし、お客様の要望に合わせた上で意匠性を重視した窯業系サイディングや金属サイディングその他の外壁を使用することもあります。
それぞれのメリット、デメリットをご理解いただき、デメリットの部分は対策を考えた上でのご提案が大切だと考えています。

 

無垢材のメリット

夏は涼しく、冬は暖かい

木の断熱性は非常に高く、周囲の温度に影響されにくいため、床材に無垢材を使用することで、夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができます。

●湿度を調整する(調湿)

無垢材は、丸太から伐採・加工された後も呼吸を続けます。その為湿気の多くなる夏場には湿気を吸収し、乾燥する冬場には湿気を空気中に放出して、室内の湿度を安定する働きがあります。

●ダニ・カビ・細菌類に強い

木の精油には、ダニやカビ、細菌類の増殖を抑える効果があります。調湿作用と併せて空気をきれいに快適に保つことが可能です。

●見た目の良さ、経年変化

合板(フローリング)と異なり、材料一つ一つの木目や色合いに違いがある為自然な美しさが魅力の一つです。また年々見た目に風合いが生まれる経年変化も魅力です。

●ストレスを和らげる

木が発する芳香成分(フィトンチッド)が、人間の自律神経を安定させる作用があり、これが森林浴です。無垢材を使った住まいは家の中にいるだけで森林浴効果があります。

●傷ついても再生できる

無垢材には再生能力があり、多少の傷や凹みは、その部分に水を垂らすだけで治ることもあります。また研磨することで再生することも可能な為、メンテナンス性も抜群です。

無垢材のデメリット

●反り・隙間を生じる

湿度を調整する反面、吸放出の際に無垢材の変形で反りや隙間が生じてしまいます。

●色ムラ

無垢材は天然の材料のため一つ一つに木目や色合いの違いがあるので、人によって好みが分かれてしまいます。

 

 

 

●CRATCHの内装は漆喰・珪藻土を中心として塗り壁をご案内しています。

基本は耐久性・メンテナンス性の高い漆喰を中心に使用した塗り壁をご提案しています。ただし、お客様の要望に合わせた上で意匠性を重視した窯業系サイディングや金属サイディングその他の外壁を使用することもあります。
それぞれのメリット、デメリットをご理解いただき、デメリットの部分は対策を考えた上でのご提案が大切だと考えています。

クラッチでは基本的に、構造材(一部集成材を使用)や仕上げの床材、壁や天井に施工する仕上げ材に無垢材を使用します。特に仕上げ材はお客様の好みに合わせ、様々な樹種はもちろん、産地にもこだわりお客様の希望に合わせたご提案をしています。

内装材・・漆喰とは、水酸化カルシウムを主成分とする壁材です。日本では飛鳥時代に渡来し、多くの神社仏閣やお城で使われ、ヨーロッパでもよく使われる建築資材です。漆喰は城壁でも使われるように高い耐久性・耐火性があり、また調湿性や消臭作用、抗菌作用などの効果もあり、空気をきれいに保つ働きがあります。

 

 

外壁・・外壁として使用しても自浄作用があり、汚れの落ちやすさも大きな特徴です。メンテナンス性にも優れ、汚れ以外にも欠けや傷などの部分補修が簡単にできます。
漆喰は無機素材なので、経年劣化で汚れやカビが生えることはありますが、洗浄をすることで汚れを落とすことができます。

自然素材の塗り壁のメリット

●漆喰や珪藻土の塗り壁は夏はとっても涼しい

漆喰や珪藻土は調湿性能があり、梅雨時期や夏の湿気が多いシーズンに効果的です。
住んでみて、快適さをすぐに体感できます。

●空気を浄化・クリーンで快適。

漆喰はアルカリ性が高く、空気中の細菌を除去しクリーンな空気にしてくれますし、採用している珪藻土はミネラルの多孔質パワーで有害物質や生活臭、余分な湿気と共に絡めとる効果があります。

●ダニ・カビ・細菌類に強い

漆喰はアルカリ性が高く、コロナウィルスに対しても効果があると多く発表されています。
ただ、年数が経過するとアルカリ性も弱くなり効果が下がっています。
採用している珪藻土には、抗菌効果がある成分を配合していますので、珪藻土でも安心です。

●見た目の良さ、経年変化

塗り壁は職人が手作業で仕上げてゆきますので、味わいがある仕上がりになります。月日とともに経年変化を愉しむことができます。

●シックハウス症候群(化学物質過敏症)

今、現代社会には外気にも多くの化学物質が放出されており、知らず知らずに摂取したり、吸い込んだりしてしまう環境が問題になっています。お家の中でも、家具やお家に使われているクロスやドア等の建材には化学物質が含まれており、ずっとそこで生活をしてゆなかで、家族に化学物質への抵抗力のコップがあふれてしまい、体調をくずされるケースが報告されています。
自然素材の塗り壁をすることで、空気環境をクリーンにし、そもそも化学物質を含まない素材で室内を覆うことで安心して家族の健康を見守ることができます。
実際に、新築を建てて数年が経過した時点で化学物質過敏症になり、リビングで生活ができなくなり、漆喰と採用している珪藻土で塗替えをすることで、リビングで生活ができるようになったという事例もございます。

●メンテも簡単。汚れてもさっと塗りなおし。

最近の塗り壁はメンテナンスやお手入れも簡単。タッチアップ程度のメンテンスはとっても簡単にできます。
海外みたいに、イメージチェンジでカラーを塗り替えることもできます。

その他外壁を選ぶ

●窯業系サイディング

日本の住宅の約80%で使用される、主にセメントで構成された板状の外壁材、バリエーションが多いので意匠性が高く、価格も他の外壁材に比べ安価。防火性に優れ、工期も短く施工できるメリットがある。反面、防水機能が低いため定期的な塗装工事が必要でシーリング等のメンテナンス性も悪いため、生涯コストは高い。蓄熱性も高いため夏は熱く、冬は冷たい。

●金属サイディング

表面はガルバリウム鋼板などで施工し、裏面は断熱材を入れた外壁材、メリットは軽く耐震性が高い、凍害性に優れている、デメリットは傷が入った時のメンテナンス性が悪い、塩害被害を受けやすい、価格が高いなどがある。
すっきりしたデザインで人気もあります。

●外壁タイル

粘土を主原料に焼成したもの、外壁だけでなく床や内装にも使用され、耐火性・耐久性・メンテナンス性に優れている。ただし価格はかなり高価で、重量があるため耐震性に不安がある。