CRATCH Comfort Point

こだわりの快適さのひみつ

一年中快適で健康に過ごせる家

REASON 01

クラッチでは、断熱・気密・透湿(調湿)・熱交換換気などの機能性を重視し、一年中快適で健康に過ごせる家をご提案しています。

●CRATCH標準仕様の断熱材「セルフロースファイバー」

様々な種類の中からクラッチが選んだ断熱材が、自然素材系の断熱材のセルロースファイバーです。高性能な分、価格が高く施工性に手間がかかるデメリットはありますが、独自の仕入れルートによるコストカットと第三者の断熱検査などによる徹底管理でデメリットをカバーし、標準採用しています。

●セルロースファイバーの特徴

セルロースファイバー断熱材は、その他の断熱材と比べ断熱機能だけでなく、吸放湿性能や防音、防火、防虫性能など、数多くの付加価値性能を持っています。
セルロースファイバーは自然素材ならではの吸放湿性により壁内を適度な湿度に保つため、結露やカビの予防につながります。また高い防音性能もあり、防音工事にも利用できます。さらに、難燃剤としてホウ酸を添加しているため熱に強くガスバーナーで直接燃やしても表面が炭化するだけで燃え広がらず、ホウ酸効果でシロアリやゴキブリの予防にも繋がります。

※…施工性とは、断熱材の性能を十分に発揮するための施工の安定性を示しています。
※…耐久性とは、将来に渡っての性能の保持率を示しています。
※…調湿性とは、その断熱材が吸放湿性能を持つかを示しています。

●CRATCH標準仕様気密性能 C値 0.4~0.6㎠/㎡(基準値:0.9㎠/㎡)

自社独自の気密工事を行い、C値0.9㎠/㎡以下を基準値(直近測定値平均0.4〜0.6㎠/㎡)として、全てのお家で完成後気密測定を実施、また不定期で工事中の現場の気密測定を行い施工品質の維持に努めています。
断熱性能だけを高めても、気密性能が低いとどこからか隙間風が入ってしまい、せっかく冷暖房を付けていても効果が少なくなってしまいます。意図していない隙間からこうした熱や空気が漏れてしまう事を防ぐためには、断熱だけでなく気密という面からも効率を考えていく必要があります。気密は暮らしやすさを考える上で欠かせない要素です。

気密性能を高めるメリット

  • 気圧や温度変化の影響を受けにくく、冷暖房の効果を持続できる。
  • 隙間風を減らし、省エネで室内温度環境の快適性が向上する。
  • 壁体内結露を防止してお家の長寿命化ができる。
  • 外気汚染物質の侵入を防ぎ、室内の空気をクリーンに保てる。
  • 計画換気の性能が維持しやすい。

気密性能を高めることによるデメリット

  • こもった空気が抜けにくい為、計画的な換気が必要になる。
  • 気密性能向上のために特殊な工事が必要になるためコストアップになる。
  • 建築会社に高い技術力が必要になる。

透湿性能の説明

●CRATCH標準仕様性能 透湿(調湿)の工夫

壁内外に透湿性能の高いシートや耐力面材を使用し、壁内の水蒸気を効率よく吐き出すことができるように工夫しています。それによって、壁内を常に乾燥した状態に保ち、お家の長寿命化を可能にしています。
無垢材や珪藻土などの調湿性能に優れた仕上げ材や全熱交換型の熱交換器を使用して、室内の湿度環境を一年通して快適に保つよう工夫しています。

透湿性能の説明

クラッチの注文住宅は透湿性能にこだわりを持っています。室内の湿気をお家の外まで排出することをコントロールしています。西日本は梅雨や夏も湿気が高く、外気から室内へ湿気を入れてもだめだし、室内の湿気が壁の中でこもってもだめです。(空気中の湿気は、水蒸気圧が高いところから低い方へ移動してゆきます。)
クラッチのお家は室内の余分な湿気は外気へ湿気が多い梅雨の外気も室内へ入れない湿度コントロールをしているお家なんです。

透湿性能を高めるメリット

  • 壁体内結露の発生を防止できる。
    ※湿気が多い西日本の気候には、絶対的に結露対策が必要です。湿気を壁の中に閉じ込めると、シロアリや腐朽菌などの構造躯体を傷める要因になります。高気密・高断熱住宅だからこそ取組が必要です。
  • 夏型・冬型の両方の結露対策になる。

透湿性能を高めることによるデメリット

  • 基本的に性能・機能面ではいいことばかりです。デメリットはありません。
  • この性能を高めるためには、施工管理に高度な技術が必要で、丁寧に手間を惜しまずに施工することが大事になります。その為、コストアップになります。

 

調湿性能の説明

室内の湿度に合わせて水蒸気を蓄えたり放出したりして、快適な湿度を保つことを調湿と言います。
クラッチの注文住宅は、室内は珪藻土で局所的に増加してしまう湿度は壁が調湿し、オーバーフローする前に多すぎる湿度は外気への湿度コントロールしますので、梅雨のお部屋もカラッと快適です。
自然素材へのこだわりも、湿度コントロールしているので過度な反りや変形を抑えます。お家にも家族の健康にも心地いいお部屋になっています。

調湿の説明

調湿性能を高めるメリット

  • 梅雨時期のジメジメした時には高い湿度を蓄え、冬の乾燥した時期には湿度を放出して、一年通して快適な室内の湿度環境を保つことができます。
  • 快適な湿度環境を保つことで、カビやウイルスの発生を防ぐ働きもあります。

調湿性能を高めることによるデメリット

  • 基本的に性能・機能面ではいいことばかりです。デメリットはありません。
  • この性能を高める為に、漆喰や内装を高機能塗り壁にしたりとコストアップになります。

●CRATCH標準仕様性能 全熱交換型第一種換気システムを採用

換気とは、室内の空気と室外の空気を入れ換えて、室内の有害な汚染物質を室外に出したり薄めたりすることで、2003年に住宅の24時間換気が義務化され、家の空気を1時間に0.5回入れ替える機器の設置が必須になっています。
理由としては、住宅の高気密高断熱化により生活用品や住宅に使用する建材に用いられた化学物質や、高い温湿度によって発生したカビやダニによる健康被害「シックハウス症候群」を防止するために化学物質の発散量の少ない住宅建材の使用や換気によって室内の化学物質濃度を低減させることが健康被害の低減に効果的なためです。

24時間換気システムの説明

第一種換気 CRATH標準仕様

給気・排気とも機械換気で強制的に行う換気方法。換気方式の中で最も確実な給気・排気が可能。空気の流れが制御しやすく戸建・集合住宅ともに適しています。
住宅の熱損失の30%は換気の際に起こると言われています。熱交換器は屋外に排出する汚れた空気から熱を回収し、新鮮な外気を室内の温度に近づけてから室内に吸気することが可能です。
CRATCHの熱交換機は熱交換率が90%と高く、光熱費削減のメリットが高い高性能型を採用しています。冷たい外気を室内に取り入れる第三種換気と異なり、結露や湿度コントロールも計画しやすく結露防止につながります。

第二種換気

給気は機械換気で行い、排気は排気口から自然に行う換気方式。戸建での使用はあまりない。

第三種換気

排気は機械換気で強制的に行い、給気は吸気口などから自然に行う換気方式。低コストで導入が可能。
シックハウスなどの対策として、換気が義務付けられてからは、このシステムが主流です。

熱交換機の説明

  • 全熱交換式 :温度と湿度の両方をコントロールします。
    メリットはダクト等のカビ等の発生を抑制できます。
  • 顕熱交換式 :温度のみを熱交換して室内に取り入れます。
    メリットはコストが少しお安い。デメリットはダクトにカビ等が発生するリスクが高まります。

 

全熱交換型第一種換気システムを採用するメリット

  • クラッチの家は、湿度をコントロールし結露や躯体劣化を防ぎ、50年・100年と次世代へと住まい繋げれる住宅性能を維持管理してゆくために必要な装備と考えています。換気システムだけでこれがなされる訳ではなく、総合的にリスクを低減し高性能な住宅を提供できるます。
  • 省エネ性の向上。全熱交換型は、外気と室内の温度・湿度差が大きいほど効果を発揮します。夏・冬の冷暖房費がかかる環境に光熱費を抑える住宅をめざいしています。

全熱交換型第一種換気システムを採用することによるデメリット

  • 基本的に性能・機能面ではいいことばかりです。デメリットはありません。
  • この性能を高めるためには、施工管理に高度な技術が必要で、丁寧に手間を惜しまずに施工することが大事になります。その為、コストアップになります。

●CRATCHはトリプル樹脂サッシを標準採用

採光、通風、換気、眺望などのために設けられる開口部として、窓(サッシ)は大きな役割を果たします。
風通しや断熱性など、窓の機能は四季を通じた室内の快適性に大きく影響します。また外観デザインや室内空間、窓からの眺望など、デザイン面でも窓の役割は重要な要素です。

サッシの種類と機能性の説明

クラッチの標準仕様としては、樹脂フレーム・ガラスにはトリプルガラス。中空層内は空気よりもさらに断熱性能の高いアルゴンガス、ガラスとガラスの繋ぎには結露防止で樹脂製のスペーサーを使用した、国内でも高性能なトリプル樹脂サッシを採用しています。
また、方位に合わせ遮熱ガラス、断熱ガラスをバランス良く配置して、より高性能な住まいを計画しています。窓はサッシ・ガラスで構成され、この2つをつなぐスペーサーを含めた3つの要素で断熱性能が大きく変わります。

ガラスの種類と性能の説明

ガラスの種類で大きな性能差がでるのが、トリプルガラスかペアガラス。中空層が2つか1つかの差で断熱性能が変わってきます。トリプルガラスの方が性能が高く、クラッチの標準仕様はトリプルガラス。
デメリットはガラスの枚数が増えるので重たくなります。大きな窓で可動頻度が高いものには要検討になります。後、ガラス自体が高機能を持たせているものがあります。
〇遮熱ガラス(LOW‐Eガラス)
これは、室外側にLOW-Eと呼ばれる金属膜をコーティングしたガラスで、夏場の日射を遮るとともに室内側の暖房熱を逃さない高機能ガラスです。ペアガラス、トリプルガラスの構成に入れることで断熱性能がよりアップします。

CRATCHの快適な健康住宅性能はしっかり考えて仕様を決めています。

 一年中、快適な住まいをつくる為、断熱材や窓の性能を考え高性能に、気密と透湿性能をバランスよく高め、換気システムを効果的に稼働できる環境を作り上げ、大事な構造を守る湿度コントロールをしています。
日々の生活空間になる室内の住空間も調湿性が高く、化学物質をできる限り少なく自然素材を採用することで、自然由来の力で居住空間を快適にすごせるお家に。
理想はあっても、自然素材をコントロールすることは難しいことです。温度変化が少なく湿度まで安定させるための素材選定をしてこそ、快適な空間が生まれます。

みなさんへ、是非とも、快適で家族も安心性能。お家も長持ちするクラッチの家を体験してください。